LabVIEW 2012 SP1 Real-Timeモジュール Readmeバージョン12.0.1
2012年12月
このファイルには、LabVIEW 2012 SP1 Real-Timeモジュールに関する重要な情報が記載されています。
サポートされているプラットフォーム
インストール手順
既知の問題
バグ修正
ヘルプにアクセスする
サンプルを検索する
NI製品のインストールを自動化する
NIソフトウェアをWindows 8と使用する
サポートされているプラットフォームReal-Timeモジュールは、以下のオペレーティングシステムにおけるアプリケーション開発をサポートします。
- Windows 8
- Windows 7
- Windows Vista
- Windows XP Pro (Service Pack 2もしくは3)
- Windows Server 2003 R2(32ビット)
- Windows Server 2008 R2(64ビット)
メモ:
- Real-TimeモジュールはLabVIEW(32ビット)のみと互換性があります。そのため、64ビットのOSを使用する場合でもLabVIEW(32ビット)がインストール済みである必要があります。
- Windows Server 2003 R2のサポートには、物理アドレス拡張(PAE)を無効にする必要がある場合があります。このことがWindows Server 2003 R2の使用に及ぼす影響とその対処方法については、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトを参照してください。
- Real-TimeモジュールはWindows ServerのR2以外のエディションをサポートしていません。
Real-Timeモジュールでは、以下のリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)がインストールされます。ターゲットがどのRTOSを使用するかについての情報は、RTターゲットハードウェアのドキュメントを参照してください。
メモ: 各RTOSはLabVIEW機能のサブセットのみをサポートします。各RTOSでサポートしていないLabVIEW機能のリストは、『LabVIEWヘルプ』の目次タブでReal-Timeモジュール→サポートされていないLabVIEWの機能ブックを参照してください。
インストール手順LabVIEWプラットフォームDVDを使用して、LabVIEW Real-Timeモジュールを含むすべてのLabVIEW製品をインストールすることができます。Real-Timeモジュールのインストールおよびアクティブ化の手順は、以下のドキュメントに記載されています。
- 『LabVIEW Real-Timeモジュールリリースおよびアップグレードノート』: LabVIEW Real-Timeモジュールのソフトウェアキットに付属またはオンライン(ni.com/manuals)からアクセス可能。
- 『LabVIEW 2012インストールガイド』: LabVIEWソフトウェアキットからアクセス可能。
- 『LabVIEW 2012 Service Pack 1プラットフォームDVD Readme』: LabVIEWプラットフォームDVD 1のトップレベルからアクセス可能。
LabVIEWプラットフォームDVDを追加注文するには、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトをご参照ください。
メモ: この製品をNIソフトウェアスイートまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、それらのインストールメディアからこの製品をインストールできます。
RTターゲットに日本語と中国語をインストールし使用する方法RTターゲットにインストールして日本語と中国語を使用するには、Real-Timeモジュールを開発用コンピュータにインストール後に以下の手順を実行してください。
- NI Measurement & Automation ExplorerでLabVIEW Real-Timeソフトウェアウィザードを使用して、RTターゲットにLanguage Support for JapaneseまたはLanguage Support for Simplified Chineseソフトウェアコンポーネントをインストールします。LabVIEW Real-Timeソフトウェアウィザードについては、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。
- システム設定タブを開き、ロケールから日本語または簡体中国語を選択します。
メモ: RTターゲットのディレクトリ名またはファイル名に日本語または簡体字中国語を使用することはできません。
既知の問題LabVIEW 2012 SP1 Real-Timeモジュールの既知の問題の最新リストについては、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトを参照してください。
バグの修正以下は、LabVIEW 2012 SP1 Real-Timeモジュールで修正された一部の問題のIDとタイトルです。
ID | 修正された問題 |
376884 | Project load with SCC configured is significantly slower in LabVIEW 2012 than LabVIEW 2011 |
374695 | Cluster sent through Shared Variable on an RT target comes back with incorrect values. |
364292 | After filling then deleting from RT hard disk, MAX & LabVIEW report 0 free bytes |
363091 | HTTP Get with file path specified always always fails with error (on VxWorks) |
329455 | On a Hypervisor system, RT and Windows clocks cannot be synchronized |
以下は、LabVIEW 2012 Real-Timeモジュールで修正された一部の問題のIDとタイトルです。
ID | Fixed Issue |
348124 | CF cards bigger then 256 MB are no longer working with cFP 2120 (Pharlap) controllers and LabVIEW RT 2010 and 2011 |
344974 | Writing Binary data to IDE drives on 31x0 can lead to write failure in driver, error 6 in LabVIEW |
315170 | Unable to run packed library VIs interactively if rtDownloadPackedLibraries is enabled and if there are classes in the dependency |
312070 | StartupDLLs INI token limited to 512 characters and gets truncated on install of all components |
311844 | RT desktop PC utility format menu items are misleading |
305921 | Redeploying Dynamic Dispatch Vis in Child Classes Cause Failure to Redeploy |
304302 | [Waveform] 32bit LabVIEW 2010 on Windows 64bit: Read from Waveform returns wrong values |
297201 | Time Critical priority VI shouldn't compile if it contains a Timed Loop |
286334 | "Set Scan Engine Mode.vi" takes much longer time running on the target than on the host. |
232720 | Bad time stamp when using Scan From String VI on RT target with null default |
177926 | Scan from string.vi and Format Date/Time String.vi give incorrect results if run on a cFP-22x0 |
ヘルプにアクセスするLabVIEW 2012 SP1 Real-Timeモジュールについての情報は、LabVIEWからヘルプ→LabVIEWヘルプを選択することでアクセス可能な、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。
サンプルを検索するLabVIEWからヘルプ→サンプルを検索を選択して、NIサンプルファインダを起動します。 LabVIEW Real-Timeモジュールのサンプルは、labview\examples\Real-Timeディレクトリにあります。サンプルVIをアプリケーションに合わせて変更したり、1つまたは複数のサンプルから作成したVIにコピーして貼り付けたりすることができます。
NI製品のインストールを自動化するインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にするコマンドライン引数を使用して、大部分のNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月版(NIインストーラバージョン3.1以降を使用する製品)からは、NIソフトウェアのサイレントインストール前またはインストール中に追加の手順を実行する必要があります。
インストールするNI製品がMicrosoft .NET 4.0を使用する場合、NIソフトウェアのインストール前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールを開始する前に再起動を行う必要がある可能性があります。.NETの再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に.NET 4.0を別途インストールしてください。
詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。
- 個々のNI製品のサイレントインストールの詳細については、KB 4CJDP38M、「単一インストーラのインストールを自動化する」を参照してください。
- NI Developer Suiteなど、パッケージされたNI製品のサイレントインストールの詳細については、KB 4GGGDQH0、「パッケージインストーラのインストールを自動化する」を参照してください。
- 使用する製品に含まれるNIインストーラのバージョンを確認するには、KB 4CJDR18M、「使用しているナショナルインスツルメンツのインストーラタイプとバージョンの確認方法」を参照してください。
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8と使用するナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8にインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (MAX)、および新しいNI Launcher等のNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しい製品名がスタートスクリーンに表示されます。
NI 起動ツールを使用するNI 起動ツールによってインストールされているNI製品を検索および起動できます。前バージョンのMicrosoft Windowsにあるスタートメニューと似た方法でNI製品の検索が可能です。NI 起動ツールを使用するには、スタートスクリーンにあるNI 起動タイルをクリックします。NI 起動ツールがデスクトップを表示し、NI製品一覧を含むメニューを開きます。起動するNI製品をクリックします。
メモ 前バージョンのMicrosoft Windowsとは異なり、MAXはデスクトップのショートカットに表示されません。MAXはスタートスクリーンまたはNI 起動ツールから開くことができます。 |
頻繁に使用するアプリケーションをピン留めするMAXなど特に頻繁に使用するNIアプリケーションをスタート画面またはデスクトップのタスクバーに便利にピン留めすることができます。
現在のアプリケーション | アイコンの場所 | ピン留めするための操作 |
Windows 8デスクトップ | デスクトップタスクバー | アプリケーションを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選択 |
Windows 8デスクトップ | スタート画面 | アプリケーションを右クリックして「スタートにピン留め」を選択 |
Windows 8スタート画面 | デスクトップタスクバー | アプリケーションを右クリックして画面の下にあるメニューバーから「タスクバーにピン留めする」を選択 |
すべてのプログラムを検索するスタート画面からドキュメントファイルなどの特定なアプリケーションまたはそれに関連するファイルを検索したい場合、スタート画面の何もない場所を右クリックして「すべてのアプリ」を選択します。すべてのインストールされているソフトウェアとそれに関連するファイルがアルファベット順に表示されます。
Windows 8におけるNIのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。
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エンドユーザ使用許諾契約および他社製品の法的注意事項
エンドユーザ使用許諾契約(EULA)および他社製品の法的注意事項は以下の場所にあります。
- 注意事項は、¥_Legal Informationおよびディレクトリにあります。
- EULAは、\Shared\MDF\Legal\licenseディレクトリにあります。
- NI製品で作成したインストーラに商標を含む情報については、\_Legal Information.txtを確認してください。
商標
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